バスの中で読書

f0093714_4143100.jpg最近毎日本読んでいます^^。といってもバス通勤中になのですが。これが結構はかどります。家だと、だらだらよんですぐ気が散っちゃうので、1冊読むのに1ヶ月とかかかっていました.
今週読んだのは、内館牧子さんの“あなたはいないけど...” 
この本は1月に里帰りしたときにブックオフで105円の文庫本を大量買い(笑)した中の一冊。脚本家である内館さんのドラマ(“ひらり”とか)は見たことがあるけど、本は初めて。本の内容は彼女が大切にしている持ち物(脚本を書く時に使う鉛筆、手編みのカーディガン、アンティークのお雛様とかとにかくいろいろ)にまつわる楽しくて切ないエピソードが書かれたエッセイで写真付き。タイトルの “あなた”は彼女の七十八歳で突然亡くなった父親のことで彼女は遺影のかわりに、海辺で生後10ヶ月の内館さんを抱いて笑顔でいる32歳の父親のスナップ写真を自宅に飾っていて、毎日、お線香の変わりにコーヒーを写真の前においているそう。理由は “記憶に新しい七十八歳の写真を飾り、この顔がつい先日まで、笑い、しゃべっていたのに。いなくなったのね。と毎日確認したくない”から。彼女の記憶にない32歳の父親は無理に彼女に彼の死を再確認させずに、自然と彼女の中で生きていてくれる気がするそう。
私がアメリカに着てから、二人の祖父と祖母を亡くしていてお葬式にも行ってあげられませんでした。こういうと言い方すると変ですが、お葬式って亡くなった人を思って悲しんで自分の心を一段落するにはとてもいい機会だと思うのです。私の場合それに行かなかったので、特に一緒に住んでいた祖母の死はとてもつらく、数年たった今でもアメリカに出発した日に祖母と一緒にとった記念写真を見ると悲しくなります。でもこれって、内館さんのいうように私も祖母の写真を見るたびに"おばあちゃん、死んじゃった。お葬式にも行ってあげられなかった。”っていちいち悲しい再確認していたんだって思いました。 なので、今度日本に帰った時は、私がまだ赤ん坊でおばあちゃんが若かった時の写真が多分あると思うのでそれを見つけて、自宅に飾ろうかな、とおもいます(まるっきり、内館さんのまねですね(苦笑)とっても単純な私です^^)。そして、コーヒーの変わりに、おばあちゃんが好きだった三ツ矢サイダー(幸い、アメリカでも手に入る^^)を写真の前に置こうと思います(おばあちゃんが飲み終わったら(!?)、私がいただく予定(笑))。
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by kittychow | 2006-06-11 04:16 | 生活
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